屋外では日傘をさしていれば紫外線対策はOK?

日傘は紫外線対策に有効ですが…

日傘は、手軽に紫外線対策ができる便利なものですが、「顔や手がしっかりと日傘の影に入るように気をつけてるから、これだけで紫外線対策はOK!」などと油断している人は居ませんか?

日傘は、確かに紫外線対策に有効な手段ではありますが、それ「だけ」では万全とは言えませんよ。

紫外線B波は日傘を通過しやすい!?

日傘だけでは、なぜ紫外線対策は万全とは言えないのかというと、まず「一般的な日傘では、紫外線A波は8〜9割ブロックできるものの、シミの主原因となるB波は5割程度しかブロックできない」ということです。

つまり、残りの5割の紫外線は、日傘を通過して肌に届いてしまっている、ということ。

近年ではUVカット加工がほどこされた日傘も多いですが、それでも油断は禁物。なぜなら、UVカット加工の効果は、その大半が2年前後で大幅に落ちてしまうからです。

なぜそんなことになってしまうかというと、UVカット加工の日傘の大半は、紫外線反射剤や吸収剤を生地に付着させているだけなので、時間経過&使用とともにそれが劣化し、はがれ落ちてしまうからなんですよ。

傘の生地を何層にも重ねるなど、「物理的な紫外線シャットアウト」がよほど徹底したものでない限り、UVカット加工がなされている日傘でも油断はできない、ということなのです。

たとえ完璧な日傘でも反射光は防げない!

では、傘の生地を何層にも重ね、物理的に紫外線を完全シャットアウトできるような日傘なら万全なのかというと、残念ながらそうではありません。

「地面や壁からの紫外線の反射」というのは、どうしても防ぎきれませんからね。

アスファルトからの紫外線反射率は10%そこそこなのでそれほど高くありませんが、コンクリート地や白っぽい壁など、明るい色のものや、水面などだと、その反射率は20〜30%前後にもなってしまいます。

ちなみに、紫外線B波の量は、夏と冬では何倍もの差があります。 日傘のみの紫外線対策しかしない人が、夏に、日傘で対応できない反射光を受け続けると、「冬場の直射日光と大差ないか、ヘタをすればそれ以上の紫外線B波を浴びる」ということにもなりかねないのです。

もちろん、たとえ反射光を浴びても、直射日光を浴びるよりはずっとマシなのは事実ですが、それでも「これで万全」と油断できるほどではない、ということですね。

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